地方移住

川島でお一人お一人に寄り添うサロンをはじめました 整体師 杉本直樹さん スピリチュアルヒーラー 杉本恵里さん

今年2024年の4月、横浜市からご家族で川島区に移住されたばかり。ご主人は整体師の杉本直樹さん、奥さまはスピリチュアルヒーラー※の杉本恵里さん。素敵な古民家にてお話を伺いました。

※スピリチュアルヒーラーとは、自分のエネルギーを使って人々の心や体を癒やす人

ご縁があって川島区に移住してきました

本日はよろしくお願いします。お2人のご出身はどちらでしょう。(伊藤)

私の生まれは横浜市、妻は横須賀市の出身です。結婚して横浜にいたのですが、花岡さんという友人が川島区に4、5年前に移住されてから何回か遊びに来ていたんです。来るたびに良いところだなあと。横浜にもお客さまがいらっしゃるので、今は2拠点を行ったり来たりしていますが、技術職なので違う場所で腕を試したいという思いもあり、どんどんここが気に入りまして。

整体院にはどんな患者さんが来られますか。(伊藤)

慢性症状の方、どこの病院でも治らなかった方が来ることがありますね。若い学生さんから年配の方まで様々です。94歳のおばあちゃんもいます。おかげさまでクチコミで広がっているようでありがたいです。「らくな整体院」のロゴマークはオリーブがデザインされており「元気にまっすぐ伸びる・繁栄する」という意味があります。前職はイタリアンシェフでした。生まれつきアトピーでして、包帯を巻きながら仕事をしていましたが、そのうち自分の身体を思うようになり、整体の道を選びました。

お二人のお人柄らしい終始和やかなインタビュー

友人の移住と川島の自然のパワーが後押ししてくれました

恵里さんの移住のきっかけを教えてください。(伊藤)

私の高校時代の友人が男の子3人のお母さんになったタイミングで、のびのびした環境で子育てをしたいと移住先を探していました。探した先がここ川島区だったんですね。彼女が5年前に移住してから何回か娘を連れてここに遊びに来ていました。訪れるたびにどんどんここが好きになっていきました。スピリチュアルヒーリングをしていた彼女に占ってもらいながら、自分の人生を見つめ直すきっかけにもなりました。訪れた川島区が自然豊かで、子供たちが生き生きと過ごしている様子を見ながらいつかはここに移住したいと思うようになりました。移住する前は、育児も家事も、何でも一人で頑張らなければいけない、それが当たり前と思っていました。ここは全く逆、お願いしなくても手を差し伸べてくれる、そんな場所です。(恵里さん)

とても明るい恵里さん その笑顔に引き込まれます

身体と心は繋がっていると思います

患者さんでも腰痛のひどい方がいらっしゃって、施術をしても治らなかったのですが、会社を辞めたら良くなってしまった。実はストレスだったんです。痛い箇所に焦点をあてがちですが、必ずしもそこが原因ではない、体の別の箇所が痛みを引き起こしている場合もあります。ですので私は会話を大事にしていて、目の前の患者さんと向き合い、痛みを探っていきたいと思うのです。妻は心を癒し、私は身体を癒すのが仕事ですが、心の健康は体の健康と密接に関連していますので、方法は違えど、その方に寄り添い困りごとを解決の方向に導くという点では同じです。(直樹さん)

穏やかな直樹さん。誠実さがそのお話から伝わってきます

川島区のおじいさん、おばあさんはカッコいい

こちらの生活は慣れましたか(伊藤)

そうですね。この家は楽しいです。裏には畑もあります。横浜市にいた頃は、ベランダで植物を育てていたくらいだったのですが、この夏スイカもできたんです。うれしいですね。ここは7部屋もあり大家さんも自由に住んでいいよ。とおっしゃってくださって。(直樹さん)

土間があって、縁側があって、襖があって、畳がある。いいですね(伊藤)

お風呂は薪なんですよ!薪で沸かしたお湯は、お湯が柔らかで体の温まり方がまるで違います。こうして木を焚べながらの時間は最高の癒しタイムになっています。面倒な時間ほど愛おしいです。

川島区の総会に参加した時、場の空気がエネルギッシュで熱気ムンムン!「ここは国会議事堂か!?」と思うほど。意見交換が活発にされていて驚きました。それだけここでの暮らしに誇りを持っていらっしゃると感じました。地域の草むしりとか草刈りなど「大変だよ」と聞いていたのですが、皆さん本当に楽しそうに参加してらっしゃる。道にはゴミも落ちていないです。川島の地を大切にしたいという思いが伝わります。そしてカッコいいおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃる。(恵里さん)

最後の1年だけでも娘を川島小学校に通わせたかったのです

娘さんは川島区に来て何か変化がありましたか(山崎)

娘はとても変わりました。1番は、ご近所の方々とのお付き合いです。特に川島小学校は地域の人々との繋がりを大切に教える学校です。学校だけではなくサツマイモの先生、ドーム菊の先生など色々な先生がいらっしゃる。みんなで一緒に作業をします。それだけではなく、娘は見よう見まねで、上級生が地域の方々とどのように関わっているかしっかり見て吸収しています。最近は、お隣の宮下さんと毎朝ラジオ体操しています(笑)。保育園の頃は家が好きで外に出ていくことは苦手でしたが、今では隣のおばあちゃんと学校に行くこともあります。(恵里さん)

お隣りの生活音が聞こえるっていいですね(山崎)

都会ではマンションに誰が住んでいるのかも知らない、あいさつだけの距離感。ここはこちらが存じ上げなくてもどんどん声をかけてきてくださる。「川島小学校に入学してくれてありがとう」「お野菜ある?」等々…。皆さんに守られているんだなあと本当に感謝です。(恵里さん)

マッチを擦って薪のお風呂に火をつけるみのりちゃん。とても小学1年生とは思えない手捌き。

らくな整体サロン 杉本直樹さん
横浜市で評判の「らくな整体院」の院長。川島区でお客さまの貴重なお時間を大切にしながら精一杯心を込めて施術させていただきます。

080-9298-3589

Spiritual Salon 杉本恵里さん
スピリチュアルヒーラーEPPANさん。川島区の自然と人々に癒されながら、お客さまの人生に寄り添い必要なメッセージを届けます。

080-6543-0637

お話をお聞きして

杉本さんの大家さんが「かわしま地域新聞という新聞があるから連絡とってみたら」と声をかけて下さったそうです。この新聞がご縁で今回のインタビューとなりました。作る側としてはこんなにうれしいことはありません。杉本夫妻のお人柄が温かく、整体とスピリチュアルのコラボが最高のサロンです。皆さん是非訪ねてみてはいかがでしょう。(インタビュー=伊藤 優/山崎里枝 撮影・編集・デザイン=山崎里枝)

関連記事

PAGE TOP