かやぶき通信

かやぶき通信vol.18 2021.6

川島の名人に味噌づくりを教わる

ひなたぼっこ中村智子さん指導のもと、かやぶきスタッフで味噌づくりを初挑戦させていただきました。前日は大豆を煮て、二日目は塩麹を混ぜ、捻り出して味噌玉を作って樽に入れました。約50キロの味噌を仕込みました。豆を炊いたあとの湯は、ほんのり大豆の風味がします。お味噌汁やお煮物を作ると柔らかい味に。なんでも昔はその湯で髪を洗ったそうです。艶々になるそうなんです。昔の人たちの知恵はすばらしいですね。かやぶき味噌、食べ頃は秋。今から出来上がりがとても楽しみです。

炊いた大豆の固さを見る中村智子さん

炊いた大豆と塩麹を混ぜる

ミキサーに混ぜた大豆を入れる

ミキサーから大豆がミンチ状に出てくる

丸めて味噌玉を作り樽に入れる

女将さんの秘伝の糠床

小口女将の糠床をご紹介

家庭ごとそれぞれに味が違うお漬物。今回は、小口女将の糠床を紹介します。ぬか・塩・湯冷まし・昆布・煮干し(煮干し粉でも良い)唐辛子を入れて混ぜ、まず捨て野菜を漬けます。野菜の皮、端などに塩をすり込んで2〜3日漬けます。捨て野菜はしぼって取り出します。その後は毎日1回から2回、空気を混ぜ込むようにかき回します。野菜は塩をすり込んで漬けます。小口女将のこだわりは鉄の杓文字でかき回すこと。鉄分を含ませることにより野菜が鮮やかに漬かるそう。 ①効率よく栄養が摂れる②腸内環境の改善 ③免疫力アップ ④動脈硬化の予防 ⑤ダイエットサポート ⑥美肌など数えきれない効能がある魔法の糠床です。豆腐や肉・野菜・茹でたじゃがいも・ミニトマトなども漬けることができます。この不安定な時代、パワーフードを体に取り入れて健康で元気に過ごしましょう。

この糠床につけるとスーパーフードが出来上がる

 

胡瓜と人参の糠床漬け

 

関連記事

PAGE TOP