農業

新たなフード(風土)を開発せよ! かわしまそばブランド化プロジェクトが始動

「風土」という言葉があります。その土地らしさや、個性をあらわす言葉です。風土は、その土地に住む人たちだけで育まれるのではなく、地元の人にない視点や情報をもたらす旅人(風の人)の役割も欠かせないそうです。風の人と土の人の両方の働きによって、風土は豊かになっていくのかもしれません。

そんな風に、土の人と風の人が知恵や力を出し合って、川島の風土を豊かにしていく共創事業が新たに始まっています。その名も、「かわしまそばブランド化プロジェクト」です。
川島では、これまで長野県との共同事業で田んぼを転作して、新たな川島の特産品としてそば栽培に取り組んできました。今回、そんなそばプロジェクトに、風の人である「つながり人口」が関わって、得意やスキルを生かしながら、かわしまそばの付加価値化に挑戦します。

2月14日、かわしまそばの特徴やこれまでの取り組み、課題について学ぶためのオンライン勉強会が開催されました。地域からは、プロジェクト関係者の根橋正美さんと技術支援を行っている長野県農業農村支援センターの林さんが参加。つながり人口側は、川島でゲストハウスを起業している慶應大学2年生、つくば市在住のJA職員、武蔵野美術大学生、マーケティングを研究する法政大学生、都内のデザイン会社に勤めるデザイナー、フォトグラファー、栄養管理士の卵といった個性豊かなメンバーが参加しました。

根橋さんからは、「そばを育てることで里山の美しい景観保全にもつなげている」、「川島ではそば打ち文化も根付いていてそばを打てる住民も多い」「15年ほど前はそばのオーナー制度を実施して、中京・関西圏から40組ほどの参加者がいた」地元側の多様な取り組みについて紹介。
一方でメンバーからは、「そばプロジェクトの最終目標は?」「どんな人にそばを食べてもらいたいか?」「他地域のないかわしまそばの特徴は?」など、フレッシュな視点から活発に質問が投げかけられました。

やはり課題は、いかに他地域のそばと差別化していくか、かわしまそばの独自性を魅力的に発信していけるかという点に集約されました。そこで今後は、かわしまそばの魅力をPRするための冊子制作や、かわしまそばの美味しさやそば打ちを体験できるそばツアーの企画、そばのレシピ開発などに取り組んでいく予定です。果たしてどんなアイデアが形になっていくのでしょうか?次回以降もお知らせしていきます!
(文・写真:北埜航太)

 

オンライン勉強会の様子。
PC画面越しでも大盛り上がり。

 

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